笑顔や悲しい顔、怒ったときの顔など、表情は顔面から首にかけて存在する表情筋により生み出されるものです。筋肉は神経によりその動きがコントロールされていますが、これには表情筋も同じようなことがいえます。
顔面神経は左右に1本ずつあるとされていますが、それぞれ顔の右と左の動きがコントロールされているのです。
なぜこのような症状が発生するのか、その原因については様々です。ウィルスや細菌感染、脳内の病変、外傷や腫瘍など、その原因は多岐に渡ります。ストレスが直接関係する事は無いものの、ストレスにより免疫力が落ちた場合には、ウィルス感染をきたす可能性も考えられるので、全く関係がないとは言い切れないでしょう。
具体的な症状については、左右のどちらかの麻痺が生じます。筋肉を動かせなくなるため表情を作れないだけではなく、味覚を感じる神経や涙を出す神経などは、それぞれのを出発した後に神経の中を通るため、顔面神経麻痺が発生すると、その影響で味覚を感じなくなったり、しびれたりすることもあります。
顔面神経の働きが様々なことが原因になり機能低下することで、表情を作る筋肉をコントロールできなくなり、動かすことが出来なくなるものが顔面神経麻痺です。日常生活に支障をきたす場合もあるので早めの治療が必要です。
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