加齢に伴って発症する確率が上がったり、再発を繰り返したりする疾患は数多ありますが、帯状疱疹もその一つです。
帯状疱疹は、水痘(すいとう)・帯状疱疹ウイルスが原因で発症します。このウイルスは、多くの人が子どものころにかかる水ぼうそうと同じウイルスです。
水ぼうそうが治癒した後もウイルスは体内に潜伏し続けます。そしてストレスや疲労の蓄積により免疫力が低下すると、潜伏していたウイルスが活発になり、帯状疱疹となってあらわれます。
帯状疱疹は、左右どちらかの神経に沿って痛みを伴う赤い斑点や水ぶくれが帯状にあらわれるのが特徴的です。通常、皮膚の症状に先行して痛みが生じます。その後、発疹があらわれるとピリピリと刺すような痛みとなり、夜も眠れないほど激しい痛みを伴う場合もあります。
皮疹が消えているにもかかわらず痛みだけが残る状態が帯状疱疹後神経痛で、帯状疱疹後遺症としてめまいや倦怠感や耳鳴りなどの不調が続くこともあります。
帯状疱疹の合併症として多いのが「帯状疱疹後神経痛」です。帯状疱疹の痛みは主に皮膚や神経が炎症を起こして生じる痛みですが、帯状疱疹後神経痛は発疹が治った後に起こり、神経自体への障害によって生じる痛みと考えられています。
帯状疱疹後神経痛は焼けるような持続性の痛みや、ズキンズキンと締め付けられるような痛みが特徴です。50歳以上で帯状疱疹を発症した人のうち、約2割が帯状疱疹後神経痛になるといわれています。
一度帯状疱疹になるとある程度はウイルスへの免疫ができますが、その後また疲労やストレスが蓄積したり、加齢などが原因となって免疫力が低下すると、帯状疱疹を再発することがあります。ただし、1年以内に再発することは極めてまれです。
また、再発した場合は前回と同じ部位への発症はあまり多くありません。
帯状疱疹には鍼灸施術が効果的です。早い段階で施術を行えば、それだけ改善するのも早くなります。また、帯状疱疹後神経痛に関しても皮膚の違和感や痛みなどの症状の回復が望めます。鍼灸には免疫力を高める効果もありますので、再発防止にもおすすめです。
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